氷室京介(Kyosuke Himuro)日本のロックキング、還暦記念限定版スマートオルゴールのプロジェクト記録

氷室京介(Kyosuke Himuro)日本のロックキング、還暦記念限定版スマートオルゴールのプロジェクト記録

【インタビューより抜粋】新世代のオルゴール 「Muro Box」に氷室京介モデルが登場

私たち(酷鳩科技株式会社)は、スマートオルゴール「Muro Box」の設計と製造を担当しており、日本発売を取り扱っているRelajante会社のご協力のもとで、2020年から、光栄なことに日本のロックキング、氷室京介さんの所属事務所とのコラボレートによる記念限定版スマートオルゴールの発売を計画し始めました。オルゴールのデザインからプレイリストまで、カスタマイズの工夫が施されており、ファンの皆さんが氷室京介(Kyosuke Himuro)さんの歴代最高のアルバムを厳選したオルゴールのコレクションとして楽しむことができます。氷室京介さんと共に、スマートオルゴール「Muro Box」が演奏する懐かしい名曲を楽しみながら、彼の還暦をお祝いしましょう!

以下は、2020年12月22日にBarksにて発表された記事より一部抜粋したものです。

取材・文:竹内伸一
取材対象者:マーケティング企画を担当し、コラボレートを発案したワーナー・ミュージックの田畑麻奈美氏と、Muro Boxの日本発売を取り扱っているRelajante会社の代表取締役である平林直樹氏。

UPDATE:私たちはすでに日本の前任代理店(Relajante会社)との協力を停止しました。すべてのカスタマーサポートおよび調達に関するお問い合わせは、直接Muro Boxブランドのカスタマーサポートチーム(support@tevofy.com)までご連絡ください。

氷室京介さんのモデル「KYOSUKE HIMURO “LX-60” MEMORABILIA MUSIC BOX」ですが、どういった経緯で発売させることになったのでしょうか?

田畑:
氷室京介さんは2020年10月に60歳になりましたが、還暦を迎えるにあたってレコード会社として何か記念になるもの、しかも通常のタイミングでは発売できないようなものを作れないかと考えていたんです。私もは個人的にオルゴールが好きなんですが、氷室さんのオルゴールを作れないかなと……でも、従来のものではつまらない、やるなら最先端のものがいいなと思って……それで何かないかなと探していたところ、Muro Boxを見つけたんです。“これは氷室さんにのメモリアルにピッタリだな”と。それで氷室さんに「60歳の記念に最先端のオルゴールを作りませんか?」と提案したところ、「面白いんじゃない?」ということで、Relajanteさんにお声がけさせていただきました。

Muro Boxは、アプリを使えば、曲をどんどん追加できますし、楽器的な楽しみ方もできます。氷室さんの好きな曲を自分で入力してオルゴールで聴いてみるのも楽しいだろうし、アプリで作曲しながら親子でも楽しめると思う。そんなふうに、買った人が自由に楽しめるものなので、すごくいいなと思いました。またMuro Boxはすごく重厚感があって、インテリアとしても素敵なんです。飾っておくだけでもカッコいいし美しい。高いだけあるというか(笑)、私自身すごく惹かれました。“記念の品”としてはぴったりだと思いましたね。

スマートオルゴールMuro Box-N20 の金属プレートの大写しです。氷室京介さんのファンのためにカスタマイズされたレーザー彫刻の文字とロゴが見所です。

見ているだけでも美しいし、記念品として相応しい重厚感もあるし、もちろん、使っても楽しめる、そんなところに惹かれて記念バージョンを制作することにしたんですね。

田畑:
そうなんです。通常のMuro Boxは、カラーリングが明るいものとダークなものの2タイプなんですが、氷室さんはイメージ・カラーが黒なので、特別に黒いカラーリングにしてもらいました。そこにオリジナルデザインのカービングを施して、記念品らしい特別な仕上がりになっています。シリアル・ナンバーも入っています。

平林:
音的には昔ながらのオルゴール。ただ、搭載しているシリンダー部分が独特で、これによってオルゴールがもともと備えている20音の範囲内であれば、どんな音楽でも奏でることができるようになりました。このシリンダーはアメリカと台湾ではすでに特許を取得したものなんですか、技術的にはこれを開発したことが一番大きなポイントだったと思います。シリンダーは材質によって音が変わってしまいますし、シリンダー内に熱がこもってしまうと耐久性が悪くなるので、音が良く耐久性にも優れた材を見つけるのに試行錯誤があったようです。

またオルゴールはそれほど速いテンポでは演奏しませんよね?オルゴールといえば、みなさんおそらく、ゆったりとしたテンポの曲をイメージすると思います。でもMuro Boxは、この特殊なシリンダーのおかげで、BPM30から240までのテンポに対応できるんです。アプリでは、テンポを自由に設定できるようになっています。

スマートオルゴールMuro Box-N20のプロトタイプが、氷室京介さんのライブ会場のグッズコーナーに展示されました。
2020年、Muro Box-N20のプロトタイプはデザインがまだカスタマイズされていない段階で、氷室京介さんのライブ会場のグッズコーナーに展示されました。そして、Himuro.comオンラインショップでのプレオーダーイベントも発表されました。(写真提供:日本の販売代理店Relajante。所属事務所使用許諾済み。)
Muro Box-N20 記念限定版:氷室京介さんのアレンジャーが本プロジェクトのために専用プレイリストを作成しました。この記念限定版オルゴールを購入されたお客様のみが、アプリで専用プレイリストを楽しめます。
日本のロックキング、氷室京介さんの専用プレイリストは当社のソフトウェア開発チームによってアップロードされ、この記念限定版オルゴールを購入されたお客様のみが専用プレイリストを楽しめるように設定されています。

氷室さんの曲がプリインストールされているんですか?

田畑:
アプリ内以外でも本体のスイッチを押すと、氷室さんの曲が聴けるようになっています。今は本体にどの曲を収録するのか、何曲入れるのかを詰めているところ。最低でも本体に10曲は入れたいですね。さらに、アプリの方に随時曲を上げていこうと思っています。「KYOSUKE HIMURO “LX-60” MEMORABILIA MUSIC BOX」を買っていただくと、本体に入っていない楽曲のファイルをインポートしてもらえるようになります。今後、新曲が発表されたら、それも追加していければと思っていますし、アプリを使えば、自分の好きな曲順で再生することもできます。

今回MIDI音源を制作しているのが、氷室ファンにはおなじみのTesseyさん。マニピュレーターとしてツアーに参加したり、ツアーのオープニングSEを作ったりされている方で、氷室さんの曲を熟知しているTesseyさんに、オルゴールのアレンジをお任せしています。すでにたくさんのMIDI音源を作っていただいたんですが、今はオルゴールに合う曲はどれかを見極めている段階ですね。

意外とロック色が強く、テンポの速い楽曲が良かったりするんです。オルゴールはスローテンポなイメージだったので、意外な発見でしたね。逆にバラードでもオルゴールには不向きだったり、実際に聴いてみないとわからない部分も多くて……。そんなふうに作っては聴いてみて、良くない部分を直してといった試行錯誤を重ねている段階。どの曲が入るか、楽しみにしていてほしいですね。ちなみに、本体に入る曲とアプリの曲を合わせて、最低でもまずは35曲くらいは用意する予定です。

記念限定版「KYOSUKE HIMURO “LX-60” MEMORABILIA MUSIC BOX」の評価について

竹内:
さきほど、少し高価といった話が出ましたが、アプリと連動することでずっと楽しめるのであれば、高い買い物ではないのかもしれないですね。

田畑:
そう思います。“オルゴールでその値段!?”と驚く方もいると思うんです。でも、Muro Boxはこれまでのオルゴールのイメージとはまったく違う。“楽器のような”という話が出ましたけど、私自身は、楽器でありスピーカーの1つでもある、そんなふうに捉えています。楽器のように演奏することもできますし、好きな音楽をオルゴールの音色で聴かせてくれるスピーカーでもある、そういった新しいものだと思っていただければ。
それに加えて、コロナ禍で、自宅にいる時間が増えた昨今にはぴったりのものだとも思うんです。自宅で読書でもしようかとか、コーヒーを飲んでのんびりしようかといったときに、Muro Boxで音楽を聴いてもらえば、すごくリラックスできるはずです。自宅でくつろぎたいときにはぴったりなものだと思いますね。しかも、スマートフォンで遠隔操作もできますし。

氷室京介さんのモデル-記念限定版スマートオルゴールMuro Boxのプロジェクト記録

出荷予定日:2021年6月
価格:66,000円(税込)
※期間限定プレオーダー受付:氷室京介さんの公式オンラインショップにて受付スタート(2020年12月~2021年1月)
■ 本体サイズ:13.5cm(L)x 13.5cm(W)x 10.5cm(H)、重さ1045g
■ 無線設備の技術基準適合証明(TELEC)は取得済み
■ 電気用品安全法(PSEマーク)は取得済み
■ 同梱物:USB Type-C 充電器、日本語説明書、保証書