当初、私たちはエンジニアリングの難易度を過小評価していたため、初回量産では数多くの未知の課題に直面し、納期を正確に予測できずにいました。そのため、正式な出荷を待ってくださった zeczec の支援者の皆さまには、心より感謝しています。最初からのご支援と、開発完了を信じて待ち続けてくださった決意がなければ、今日の Muro Box は存在しなかったでしょう。
実は、初回出荷直前の「最後の一歩」においても、さらに半年以上を費やした大きな課題がありました。それが、櫛歯のダンパーの耐久性です。Muro Box は従来のオルゴールのように単一曲しか演奏できないものではなく、複数の曲を演奏できるため、長時間の使用に耐えうる構造が求められます。従来のオルゴールのダンパーの耐久性が不足していたため、私たちは新しい素材や製造プロセスを調査し、多くの時間をかけて解決策を模索し、最終的には特許も取得しました。詳しく知りたい方は、次の記事「オルゴールの魂-櫛歯」をぜひご覧ください。
王社長の多大なご支援があったからこそ、当社はスマートオルゴールを本格的に商品化し、量産に最適な方法を確立することができました。さらに、Muro Box-N20 の量産成功の基盤として、より多くの音階に対応したモデルをモジュール化設計することも可能になりました。その結果、Muro Box-N40 の N40 標準版と N40 サブライム版は、2023年に台湾および国際クラウドファンディングに登場し、2024年に正式に量産・出荷されることになりました。当初は、N40 の開発は N20 よりも順調に進むと予想していましたが、実際にはさらなる新たな課題が待ち受けていました。詳細についてご興味のある方は、ぜひこの記事からお読みください。